拍手をもらっても、満たされなかった
20代で芸能の世界に飛び込みました。舞台、ドラマ、CM。20年間、「人前で輝くこと」を仕事にしてきました。
華やかに見える世界です。でも実際は、オーディションの連続。選ばれる日もあれば、選ばれない日のほうがずっと多い。収入は安定せず、この道を諦めようかと考えた時期もありました。
一方で、注目していただける時期もありました。見下されることも、ちやほやされることも、どちらも経験しました。そして、自分の価値を外側に置いてしまうと、自分がどんどん分からなくなっていくことも。
あるとき気づいたのです。どれだけ拍手をもらっても、どれだけ評価されても、“自分の人生を生きている”という感覚がなければ、心のどこかに空白が残るということに。
「人は、外からの評価では満たされない。」
一人で、やりすぎていた
2011年から8年間、私は「ごった煮〜ず」という参加型イベント集団を主宰していました。その場にいる人全員を巻き込む企画で、子どもも大人も、プロもアマチュアも、歌手も芸人さんも出る。やりたいことを全部詰め込んだ団体でした。
でも、それを全部、私が一人でやっていました。キャスティングも、演出も、台本も、役者のケアも、場所の手配も、集客も、振り付けも。出演するのも私。
コロナ禍でイベントが開けなくなり、活動を休止しました。そのとき初めて、「私、すごく疲れていたんだな」と気づいたんです。
一人でやりすぎていた。それが正解じゃなかった。これが、私にとって一番大きな気づきでした。
誰かと組むと、世界が変わる
その後、あるスクールで出会った女性とチームを組みました。彼女は私と得意が真逆。私は人前で話すのが得意で、裏方作業が苦手。彼女はその逆でした。
自分が「やりたくない」と思っていることを、楽しそうに、上手にやってくれる人がいる。これは私にとって、本当に衝撃でした。かゆいところに手が届いて、私は私にできることに全力を注げる。
今は、経営コンサルタントのhajimeさんにプロデュースしていただきながら活動しています。私は表現の世界で生きてきた人間、hajimeさんはずっと経営をしてきた方。生きてきた世界ごと違う人と組むと、広がり方がまったく違う——それを実感する毎日です。
だから私は、Spotlight Academyでも「一人でがんばらないこと」をお伝えしています。
舞台の技術は、人生の技術だった
役作り、発声、間の取り方、心の解放——。舞台のために磨いてきた技術は、実は「自分らしく生きるための技術」そのものでした。声が変われば伝わり方が変わる。表現が変われば、人との関係が変わる。自分を知れば、人生の選び方が変わる。
この技術を、女優や俳優だけのものにしておくのはもったいない。がんばっているのに満たされない人、自分を後回しにして「人生の迷子」になっている人にこそ届けたい。そう思って体系化したのが魅力最大化メソッドであり、Spotlight Academyです。
目指すのは「人類みな表現者」
人にスポットライトを当て、すべての人が輝ける未来をつくる。それが私の使命です。経験を重ねた女性が、もう一度“自分を好きになる”場所として、Spotlight Academyはこれからも進化していきます。
舞台の幕が上がり、光に包まれて一歩を踏み出す瞬間を、あなたにも。
これからの夢|アップルシアター
私には、まだ途中の夢があります。自分の劇場「アップルシアター」を持つこと。そして、その舞台に立つこと。子どもたちと一緒に運営できる場所にしたいと思っています。
夢は、口に出したほうが叶う。これは実感としても、データとしてもそうです。だから私は言い続けます。「劇場をつくります」と。
あなたの夢も、ぜひ聞かせてください。